仕事やプライベートで相手の対応にイラっと来て、
これは一言、言ってやらんと…!
と思うくらい怒りボルテージが上がった時、電話ではなくメールを選ぶ。
直接言うことができない小心者だから、という理由もあるけど、
結構これがナイスプレイだったりする。
例えば、怒りメールを作成しているときに
「念のため、本当に事実か確認しよう…」
と確認をしていると、自分の勘違いであることが分かったりする。
もしくは、メールを作成している時間で冷静になって
さっきまでの怒りが静まったりして、
結局、怒りメールを送ることが無い。
文章的にキツイ怒りメールを一度作成しても、
送るまでに何度も何度も推敲するので、
「ちょっとこれは言い過ぎかな…」
と思い、結局マイルドな聞き分けのよい人間になってたりする。
こんなことが80%くらいの確率で起こるので、
あんまり怒ったことが無い。
クレームとか文句を言うとき、自分に非が無い状態じゃないと言ってはいけない
という謎ルールを自分に課している。
「こっちにも非が無かったかな?」
と思い返す癖ができていて、少しでも自分に非があったら文句は言わない。
正確には、100%文句を言おうとしたところを、60%くらいに抑えた表現で言う。
ちなみに60%に抑えるともはや文句ではない表現になっている。
こういうことを繰り返していると、
自分に100%非が無い状態ってほぼ無いことに気が付く。
だいたい、物事のすれ違いってコミュニケーションエラーで起こってたりするので、
コミュニケーションが自分と相手の2人で行う行動である以上、
相手が100%悪い状況って無いのだ。
自分もわかりにくい表現していたな、とか。
相手の立場で考えたら、そりゃこういう行動とるよな、とか。
なので、ほぼ文句は言えなくなる。
こんなことしてると、言いたいこと言えないじゃん(ポイズン)って思うかもしれない。
実際、言えてない。
確かに、その場でハッキリ言えなかったことを後悔することもあるけど、
怒りという感情をすぐにぶつけずに冷静になれるところは自分の良いところだなと思うようにしている。
なんでこんなこと書いたかというと、
昨日、プライベートで相手に対して文句言わねばという場面があって、
メールで内容を送ろうとしたところ、よくよく事実確認してみると相手は間違ってなかったことに気づいたことがあったから。
確認してよかったーーー!ごめんね!